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活動報告 毎月の活動 5ページ目

時計のオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2022年9月2週目
 
2週3週と続けて木の素材を使いました。2週目は平面構成、好きな形を切り出し色々な形を組み合わせて、複雑な形を作りだすことを体感しました。
 
はじめに電動糸鋸で、土台になるベニヤ板を、それぞれ好きな形に切り出しました。ちょっとドキドキする工程ゆえ、どの子も真剣に取り組み、思い描いた形が切り出せた時はその分、とても満足そうでした。それぞれのイメージに合わせて色々な形のパーツを貼り合わせ、そこにさらに色が加わると、同じ素材から生まれたとは思えないほど個性的な作品へと変化していきました。   
時計のイメージに捉われないで形作りを楽しめるよう、親子・幼児クラスは最後まで時計になることは秘密に、小学生は個々のイメージを尊重できるように大体の形が決まってきたところで時計をつけることを伝えて制作しました。 
普段の生活の中で身近にあるものを作ることによって、喜びを感じ、作品に対する愛着もより一層増したようでした。


 

スライム絵の具の描画

 全クラス 造形 集団・個人制作 2022年9月1週目
 
いつもと違う絵の具と触れ合い、様々な技法で描きながら、感触・色の変化を体感しました。表現の違い、予想のつかない作品との出会いを楽しみました。
 
今回登場したのは、片栗粉で作った、ゼリーのようなプルプルの絵の具です。まずはそれを紙に少しずつのせ、指などを使って好きなように伸ばしていきました。いつもと違う絵の具をおそるおそる触っていた子ども達もすぐに慣れ、その感触や混ざり具合、紙に刷り込むと色が染み込んでいく様子などをじっくり観察していました。
その後には絵の具を注射器に入れたものを使い、年齢に合わせた色々なやり方で、線の出方の違いを観察しながらの集団制作も楽しみました。注射器は自分の意図した模様を描くのは少し難しいですが、子ども達は現れた予想外の模様をも楽しみ、障子紙にみんなが描いた線が鮮やかに現れると、自然と歓声があがっていました。
どのクラスも自然と色々な感覚を働かせながら、透明感のある絵の具での描画で、夏の終わりらしい制作を楽しめたようでした。


 

ダンボールのオブジェ

 全クラス 造形 集団・個人制作 2022年1月3週目
 
絵具を使い、大きい面にみんなで描くダイナミックな制作を経験しました。平面の四角形から立体の四角柱を作る工程を通し、形の特性を体感しました。
 今回も引き続き、テーマである四角の形のダンボール板を使って活動を行いました。壁面に貼ったダンボール板に描き、アトリエだからこその制作を楽しみました。
まずはダンボールに、黄色の絵の具で線を描いていきます。親子クラスは色々な線をのびのびと描く事を楽しみ、幼児クラスは絵本の中に出てきた「かっくん」の形を意識して四角を描く事に挑戦し、小学生クラスでは四角の形はどのような線で成り立っているか最初に考えてから描いていきました。線を描いた後は他の色で着色し、どの子も体全体を動かしながら大きな面への色塗りを思う存分楽しみました。
最後に壁面からはがしたダンボールを立体に組み立て、中に入ったり積んだりして遊びました。親子クラスから小学生クラスまで、どの子も満足そうな表情で、思い思いに遊びを満喫している様子が印象的でした。



木端のオブジェ/立方体のパズル②

 親子幼児クラス 造形 個人制作/小学生クラス 個人製作 2022年1月2週目
 
積み木あそびの経験を活かし、親子は自由に組み合わせながら1つのオブジェを、幼児は少し複雑な変身するオブジェをじっくり思考しながら制作しました。
 
前回と同じ四角柱の木っ端を使って制作しました。繰り返し形の認識を深めると共に、四角という単純な形が集まり、複雑な表現が出来ていく様子を楽しみました。
親子は大き目の木端に、小さい木端を好きなように貼って、どんどん積み上げていくと大きくなっていく感覚を楽しみながら制作しました。幼児は2つの木端をパタパタ動くように布テープで繋げたものを組み合わせ、変身するオブジェを作りました。 


小学生は、それぞれに試行錯誤しながら、こだわりを形にしていました。
他の作品と触れ合い、それぞれの創意工夫を感心しながら、時間が足りないくらい楽しんでいました。


 

積み木あそび/立方体のパズル①

 親子幼児クラス 積木 集団制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年1月1週目
 
積み木を使って四角柱と触れ合いました。個々の制作が1つの空間の中で自然と調和することで、つながりあう心地よさを体感できるよう活動しました。
 
大きさに秩序のある積み木を使い、1人1人の制作が自然と調和するよう、環境を設定して制作しました。テーマを特に決めず、そこに作りたいものを考えながら、それぞれ自由に積んでいきました。1人でみんなで作りながら、子どもたちの想像の世界がどんどん広がっていきました。それぞれの作品が最後には一つの調和した世界となり子どもたちもみんなで作る楽しさ、大きな達成感を感じられている様子でした。


2週続けて、立方体を組み合わせて制作しました。

形の関係性や単純な形から複雑で多様な表現ができることを、繰り返し楽しみながら体感しました。

 
 

氷で作るロウのオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 絵画 2021年12月3週目
 
素材の性質を活かし、実験感覚で制作しました。意図して作る制作と違い、どんなものができるか想像しながらの物作りを経験できるよう活動しました。
 
型に氷を入れて、ロウを流し込んで固めると、氷の部分に穴が開き、不思議な形のオブジェができます。とても冷たい氷、熱々のロウソクのもとになるパラフィンと相対する2つの素材組み合わせて、遊びながら制作しました。あまり登場することのない素材と触れ合い、それぞれ感触や変化を楽しみながら作っていました。

もう一つの制作積み木の台に、ロウの作品を飾ったあとは、作品を囲み、おやつの時間です。「いただきます。』の声とともに電気を消して、みんなの作品がライトやロウソクでライトアップされると、思わず歓声が上がりました。季節に合わせた装飾とみんなの作品が調和してできた、いつもとは違う特別なアトリエならではのクリスマスの雰囲気を楽しんでいるようでした。きれいだね…と作品を眺める子どもたちの嬉しそうな表情を見つめながら、心がとても温まる活動になりました。


 

オリジナルパズル作り

全クラス 造形 個人制作 2021年12月2週目
 
1枚の板から複雑な形を切り出し、着色して組み合わせます。色々な工程を経験しながら、形同士の関係性や色面の調和を感じられる作品を作りました。
 
前回の活動で三角の組み合わせから生まれた四角の形を使い、変化させていく制作を行いました。板から形を切り出してヤスリがけをし、下塗りをして着色してと、手数が多い今回の制作でしたが、出来たもので遊べることを楽しみにどの子も最後まで諦めずに制作に取り組んでいる様子が見られ、改めて子ども達の底力を感じました。

親子の子ども達は自由な雰囲気で絵の具の色遊びを楽しみ、幼児の子ども達は自分の作品で遊ぶ事に期待を持ちながら色選びや混色を楽しみ、小学生の子ども達ともなると試行錯誤をしながら自分なりのイメージを表現する事を目指し、と成長過程によって制作に向き合うスタイルが違うその姿は、とても興味深いものでした。

たくさんの工程を経て最後まで作品を作り上げた時の子ども達の、達成感があふれた、活き活きとした表情がとても印象的な活動となりました。


 

発泡スチロール三角形のレリーフ

 全クラス 造形 個人制作 2021年12月1週目
 
三角を組み合わせて四角を描く事で、異なる2つの形の関係性を体感します。色々な素材で表現活動を繰り返す事によって認識を深めていきました。
 
11月の最後の活動で使った波ダンボールと同じ形の直角三角形の素材を使い、遊びや制作を楽しみました。まずは木製の三角形のモザイクでパターン遊びを楽しみ、同じ直角二等辺三角形の形をした発泡スチロールに絵の具で着色しました。
親子クラスは、好きな色を選ぶことや絵の具を自分の手で出す事も楽しみ、発泡スチロールに絵の具を塗る時特有のスイスイと進む筆の感触さえも楽しんで塗っていくと、それぞれの個性が表れた素敵な三角がたくさん出来上がりました。
幼児・小学生クラスではスチロールカッターで三角をカットする経験もしました。それぞれの手の動かし方によって生まれた個性的な三角に色を塗り、最後にみんなの作品を集めて壁面に飾ると、調和の取れた一つの大きな作品に変身しました。シンプルな形も組み合わせ方によってそれぞれ違った模様が生まれ、多様な表現を生み出す事が出来ることを感じられる活動となりました。


 


波ダン三角のオブジェ

 全クラス 造形 集団・個人制作 2021年11月3週目
 
個人作品を組み合わせて鑑賞しました。それぞれが自由に描いたものがつながり調和のとれた大きな作品を作ることで、協調する楽しさを体感しました。
 
2週目の正三角形とは全く印象の違う、直角三角形の形にした波ダンボールを使って活動を展開しました。鋭角でシャープなイメージの三角形を変化させ、曲線を活かした形が描かれることで同じ形から色々な表現ができる面白さを体感しました。
ダンボールの内側を彩色し、好みの細さに丸めた作品を一か所に集めて飾ると、シンプルな形が組み合わさる事で迫力のある作品を生み出せる事を体感できました。
親子・幼児クラスでは制作の前に同じ形の大きな波ダンボールを何台も使って遊び、作品づくりのイメージを深める所から始めました。全身を使って動き回りながら、ダンボールがくるくると螺旋を描きながら丸まるその予想できない動きを楽しみました。
小学生は波ダンボールの外側も彩色したり、土台をつけたりと、全体の構成を意識して制作し、作りたい形をより追及していきました。


 

正三角錐のオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2021年11月2週目
 
点線面からのつながりを意識して、点と線で三角を彩りました。形を平面から立体へと変化させ、素材を活かす面白さを体感できるよう活動しました。
 
三本の線が交わると、三角形が描けます。透明な三角板を、不透明な黒いビニールテープと透明なカラフルなシールをコラージュしながら、三角を感じていきました。作品は見せ方や活かし方を工夫することで、表現の幅が広がり、また創作活動の達成感も違ってきます。 描いた平面の三角形から、三角錐のオブジェに変身させました。  
親子クラスは光るボールを入れてあそびました。幼児小学生クラスはライトを入れて、みんなの作品を並べて鑑賞しました。それだけでもきれいなオブジェを眺めながら電気を消すとアトリエ全体が、色の模様と光が広がり、幻想的な美しさに包まれました。子どもたちが描くことを楽しむだけでなく平面から立体へと形を変化させ、光を加えることで、作ることを楽しみだけなく、自分で描いた作品を活かす面白さやつくったもので遊ぶ楽しさを体感していました。


 

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