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活動報告 立体造形: 2024年8月

みんなで描くお魚の世界

 全クラス 造形 個人・集団制作 2024年8月3週目
 
それぞれ制作をしたものを、組み合わせて描きました。個々の作品を統一し全身で描く面白さを経験しながらで描いた作品を、鑑賞して楽しみました。
 
前回使ったシャボン玉ハウス。今日はビニールがかかっています。子どもたちは不思議がるまもなく、くぐったりねそべったりとすぐに遊びが始まりました。楽しいけれど絵本を読んで、ますはお魚作りです。1週目のように、紙をちぎってコラージュしながら、魚に模様を描きました。いろんな形、カラフルな透ける紙が組み合わさってできた個性豊かなお魚をビニールハウスに飾ると、まるで、水族館のようでした。  
お魚たちにビニールシートのお水をかけて床に置き、みんなも一緒に遊びました。
楽しんでいるところに、「お水だよ!」と絵の具をまくと、びっくりする子どもたち。
おそるおそる手足で感触を確かめながら、滑ったり転んだり…全身を使って楽しんでいました。絵の具で隠れたシートをかけると、海底トンネル、水族館の完成です。くぐったり、ライトを当てたりとしてみんなで作ったお魚の世界を楽しんでいました。


 


コラージュ画とフロッタージュ

 全クラス 造形 集団制作 2024年8月1週目
 
前回に引き続き、素材を自由に模り組み合わせて、1つの面を描きました。さらに作品に技法を加え、2つの違う視点から楽しめるよう活動しました。
 
集団制作は、自分の描きたい形を追求するだけでなく、違う価値観がつながり、ひとりでは思いつかない色や形の調和と出会う経験ができます。画用紙や波ダンボールを破いて遊び、できた形をみんなで貼り合わせて描きました。それぞれのかたちがつながり、どんどん模様が変化していきました。どのクラスも同じ活動ですが、一緒に作る子どもたちの個性やかかわり方によって描き方は違ってきます。具象や抽象、みんなで形を重ねて描く、テリトリーを決めて描く。子どもたちの様子をみながらそれぞれの表現を追求できるよう進めました。個々がイメージを追求するがあまり、もめる様子も見られました。全体を違う視点から感じられるよう布をかけて絵の具で移しだして描きました。同じ模様が色だけで映し出され、1つに調和した様子をながめながら、みんな描くからこそできる素敵な作品と出会いを、楽しめたようでした。


 


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