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活動報告 毎月の活動: 2024年12月

円錐のクレープツリー

 全クラス 積み木と料理 集団・個人制作 2025年12月3週目
 
先週、遊んだり描いたりして体感した円錐を、クリスマスツリーに見立て積み木とお菓子で表現しました。みんなでクリスマスの雰囲気を楽しみました。
 
先週の活動を振り返った後、今週は食べられる円錐を作ろうと、投げかけました。
「サンドイッチ!ピザ?」「いや円錐?」などと楽しそうに想像を膨らませながら、活動が始まりました。生地をつくり、ホットプレートに流し込み、お玉で丸くなるように広げていきました。優しく広げないと生地に穴があいてしまいます。生地に気泡ができ、周りに色がついてきたら、フライ返しでひっくり返します。どの子も真剣な表情を見せていました。できるかな…成功させたい。そんな思いを共感したせいか、お互い応援しながら、みんなで見守り取り組んでいる姿が微笑ましかったです。
冷ます間、積み木を飾り、最後にお菓子作りの仕上げです。クリームやイチゴをのせて端からくるくると巻いていき、お皿に乗せて飾ると、円錐のツリーの完成です。
みんなで積み木のツリーを囲み、部屋のイルミネーションを点灯させ、おやつを頂きました。ライトアップされた積み木もとても綺麗で、今年最後のひと時を、アトリエならではのクリスマスの雰囲気のなか、楽しめたことと思います。


 


円錐のオブジェ

 親子幼児クラス 造形 集団制作 2024年12月2週目
 
三角を感じる円錐で遊んだり、制作工程のなかで素材を立体から平面、平面から立体に形を変化させたりすることにより、その形態を体得しました。
 
1週目の三角錐からのつながりで、今回は円錐をモチーフに制作しました。発想が広がるよう季節の題材を作るのではなく、円錐からイメージしたものを自由に作りました。三角形で成り立つ三角錐と違い、上から見ると円、横から見ると三角形、曲線で模る円錐の性質は、とらえにくい形です。親子幼児クラスは大きな円錐に入ったり、描いた半円を巻き付けたりすることで全身で感じました。みんなで自由に好きな色を重ね、イメージしたものへと装飾を楽しみながら、大きなオブジェができていきました。


 


円錐のオブジェ

 小学生クラス 造形 個人制作 2025年12月2週目
 
小学生は、「一枚の紙でどうやったら円錐ができる?」と問いかけ、それぞれ作ってみることで、その形状を捉えていきました。
 
どのクラスも季節柄、それぞれの色彩から個性的なツリー、他にも帽子や動物、オブジェなど発想が楽しいものなど、同じ円錐の形からできたとは思えないほどユニークな作品が出来上がりました。


 


光のオブジェ

 全クラス 造形 集団制作 2024年12月1週目
 
それぞれが描いた作品を組み合わせて魔法をかけると…。平面と立体の関係性、個々の作品がつながり1つの調和した作品ができることを体感しました。
 
先月の活動を振り返り、白い三角形の障子紙を見せました。「真っ白だけどどうしよう?」子どもたちに投げかけると、色を塗りたい、貼りたい、飾りつけしたいと、経験によるいろいろな制作イメージを聞くことができました。用意しておいたカラフルなローズウィンドウペーパーという薄い紙を使った制作内容が、子どもたちの表現方法とつながったようです。ちぎる貼る、色ボンドを塗る、にじませる。好きな工程を楽しみながら、重ねるごとに変化していく作品を工夫しながら制作していました。
最後にできた作品を1つの三角錐に組み合わせ、ライトを灯して鑑賞しました。
電気を消すと、暗闇の中にそれぞれの描いた三角の色が調和して優しく浮かび上がりアトリエの中に幻想的な世界が広がりました。作品は、光が透けるような場所に飾ったり、ミニ三角錐を作ってランプシェードを作ったりして、ご家庭でも生まれる美しい光の作品を楽しんでみてください。


 


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