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育児書との付き合い方 必要?不要?
スタッフブログはじめに
アトリエでは子育ての様々なご相談が寄せられます。
活動中のお子さまは、ご家庭や園 学校とは違う面をみせる場合があります。
またお子さまと長く寄り添う中での"成長"の視点から、さらに保護者の方の教育感も踏まえてお話しさせていただいております。
しかし中にはどのお子さま保護者ご家庭にも当てはまるご相談もあります。そういった一般論的なご相談ご質問に案内します。
育児書との付き合い方 必要?不要?
漠然とした不安 差し迫った困りごとなどで育児書に手が伸びます。
しかし育児書をお読みなって、余計悩みが深くなったり、育児の自信を失われたりする方がいらっしゃいます。
育児教育にどんな子ども家庭にも当てはまる正解はありません。絶対的な正解がないから難しい(逆におもしろい場合も)ものです。
1.専門家いわゆる机上の先生がお書きになったもの
分析してパターン分けするだけで答えはありません。お腹が痛い原因が分かっても具体的な治療がなければ役にたちません。
『うちの子どもは反抗期に入っているのに反抗しません。』 それでいいじゃありませんか?これからかもしれないし、これからもない場合も多いです。
(ちなみに反抗期がない子の成長に問題はありません。)
『反抗期なのはわかっているのですが、言うことをききません。』 親として反抗期だからしょうがないでは済まない場合も多いです。
2.自分の子育ての体験記的なもの
人の成功体験は羨ましくはありますが、それを真似れば同じく育つほど人間は単純ではありません。(あまりありませんが、失敗体験についてもそれの逆をすれば成功するのかといえば、当然そうなりません。)
一部だけも真似ればとも思いがちですが、成功した人の考える成功した秘訣が本当に成功の秘訣であるとは限りません。さらに本の執筆時には、人様に羨ましがられる子どもでも将来は全くわかりません。
3.親の考え方を改めようといったもの。
上の1と2は、読んで役立たないで、な~んだで終わりますが、これは子育ての自信を失いかねません。
『まず親である自分の自己肯定感を高めよう!』と言われても、子どもを育てる年まで生きてきて、急に性格や人生観を変えよと言われても変わりません。変わるとしても変わるうちに子どもは育ってしまいます。自己肯定感の低い人に育てられた子が、すべてダメってことは全くありません。
親が100人いれば、人生は100通りで、子育ても100通りです。
4. 現場で指導している先生がお書きになったもの
1~3よりは役立つものがあります。玉石混淆ではありますが。できそうな部分だけ実行しても効果や意味のある場合もあります。
しかし親と子どもの関係性で、実行するのは難しいことも多いです。だからこそ我々含め専門の指導する人間が存在するのですが。
育児の困りごとは、ご自分の親との会話が手助けになる場合があります。
親から見て困った個性は、その親や親の兄弟も小さいころそうであった場合が多いものです。解決する方法のヒントや心の持ち方の参考になる場合があります。
カテゴリ:
2020年1月15日 16:17
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子育てのブログ はじめに
アトリエでは子育ての様々なご相談が寄せられます。
活動中のお子さまは、ご家庭や園 学校とは違う面をみせる場合があります。
またお子さまと長く寄り添う中での"成長"の視点から、さらに保護者の方の教育感も踏まえてお話しさせていただいております。
しかし中にはどのお子さま保護者ご家庭にも当てはまるご相談もあります。そういった一般論的なご相談ご質問に案内します。
幼稚園選び 保育園の選び 違うアプローチでのアドバイス
幼稚園保育園選びは、地域性が強く、偏差値が基準となる受験の学校選びに比べて判断が難しく感じる場合があります。
アトリエでは日頃の活動の中でのお子さまの個性や保護者の方の教育感を踏まえてご相談させていただいます。
しかし個別での相談以前での園選びの基準もあります。
幼稚園 保育園 等の運営の違いや地域の特性に関わりにくい選び方のヒントとなれる事例を選んでみました。
複数の中での選択や、二者択一になった場合のご参考になれば幸いです。
1.大規模園より小規模園
大規模園よりも小規模園をお勧めします。
どんなに規模が大きくても小さくても園長先生は一人です。園の中で一番頼りになるのは園長先生です。
園長先生に名前を覚えて目をかけていただくことは大規模園では困難です。
担任の先生ともう一人、ベテランの先生(園長先生)との複数の先生に見てもらえるのは心強いものです。
大規模園の方が多様な友達との関係性が経験できるいった考え方があります。
確かにその通りなのですが、学齢期前のお子さま他者との関係性よりもキメ細かい見守り対応の方が重要です。
大規模園が必ずそうであるとは限りませんが、過去アトリエでご相談いただいた園でのトラブルや園への不信感の中で、原因が園児に目が行き届いてないのかなと思われる事例は全て大規模園でした。
また大規模園には広い前庭や豊富な遊具がある場合が多いです。
しかし大人の目線と子どもの低い目線での違いで大人が狭く感じる前庭も子どもには充分な広さに感じます。またどんなに凝った遊具も凝れば凝るほど飽きられるのも早いようです。
2.できるだけ近いところ
バス通園は、できれば避けたいものです。(地域によっては避けられない場合もあります。その場合はいたしかたありませんが。)
園によってはかなりの時間バスに乗ることとなります。入園前に確認した乗車時間もルートの変更で変わることも多いようです。
車に乗るのが好きな子どもでも毎日2回の乗車時間はかなりの負担になります。
また当然事故のリスクも伴います。運行時間や予算の関係もあり、しっかりしたプロドライバーでない運転手の場合も多いようです。
3.ホームページが豪華でないところ 園舎の外見が豪華でないところ
ホームページや園舎が豪華な園必ずダメな園というわけではないですが、経験的に入園してガッカリといったお話しいただく園はまず豪華です。
逆に満足している園のホームページは、必ずといっていいほど古いままであったり、素人レベルの"しょぼい"ホームページです。
宣伝や体裁にお金もかけなくても園児が集まるの園なので、その園の満足度は当然高いのかもしれません。
4.民営よりも公営
民間の園でがんばってらっしゃる方には申し訳けございませんが、やはり先生の技量は経験に左右されます。
(持って生まれたセンスや熱意も大切ですが)
公営の先生の方が、公務員なので労働条件も良く勤続年数が高い傾向があります。
経験が全てではありませんが、やはり経験豊かな先生のほうがなにかあった場合の安心感が高いものです。
5.教育のポリシーは控えめなところで
あまり個性的な教育指導を掲げている園は避けた方が無難です。
○○式の教育です。とうたっている園や目をひくユニークな特長をうたっている場合は注意が必要です。
たとえその事に保護者の方が共感できて、お子さまに合っていると思っても園には数年通うのが通例です。
途中でお子さまの個性が変化して合わなくなってしまう場合もあります。
また、あまり個性的な指導や環境は小学校に入ってから環境の変化にお子さまがついていけない可能性もあります。
2019年12月15日 16:17