活動報告

コロコロオブジェ

 親子幼児クラス 造形 個人制作 2020年2月2週目
 
色々な工程、作ったもので遊ぶ楽しさを体感できることを意識し、形のテーマ円柱と球、両方の素材を使い、球の動きを楽しめるオブジェを作りました。
 
最初に「ころりん・ぱ!」という仕掛け絵本を読み、球が転がっていくイメージづくりをした後で、木の板に円柱の木端を貼って作ったコロコロオブジェを出し、みんなで遊びました。そうして球が転がる様子を遊びの中で体感してから、「みんなも自分のコロコロオブジェが作れるよ」と作品づくりへと入りました。


まずは、坂道の角棒が貼ってある木の板の土台の中から、好きなものを1つ選びます。
 
「これだけじゃつまんない!」という子どもたちの声を受け、登場したのは円柱の木端の「ジャマジャマ」です。様々な大きさの円柱木端を、土台の好きなところに貼っていきました。親子クラスは、円柱を積み上げて貼ったり、横向きに貼ったり、裏面に貼ったりと、子どもが感じるがまま飾りつけのように貼り、独創性溢れる作品に仕上がりました。幼児クラスでは「ここに置くと道が塞がっちゃう」「ここだとコロコロが止まっちゃったから別の場所に動かそう」など、こちらの想定以上に転がすことを意識して「どうすれば球が転がるコロコロオブジェになるか」を、頭を使い自分で考えながら作っているようで、その姿には感心させられました。


円柱の木端を貼った後は、それぞれ好きな色に塗っていきました。
 
親子クラスでは、今回は自分で出して使う絵の具に挑戦しました。使いたい色を自分で選んで出して自分の筆で塗るという、新しい経験ができたと思います。幼児クラスの子も同様の絵の具で、自分の塗りたい色を出したり作ったりしながら自由に塗っていき、自分だけの球で遊べるコロコロオブジェが仕上がりました。完成するころには活動時間も終わりを迎え、絵の具が乾いていないながらもすぐにビー玉を転がして遊びたくてうずうずしている様子が印象的でした。ぜひ、自分で作った作品で遊べる楽しさを感じてもらえたらと思います。


 

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