活動報告

発砲スチロール球のオブジェ

造形 個人制作 2019年3月2週目
 
たくさんの素材で遊んだあと、色をつけて組み合わせ、作品を作りました。
単純な形の球体から、色の違いや組み合わせ方で多様な作品へ変化しました。
 
今回の球は発泡スチロール球です。絵本を読んだ後に登場させ、実際に触れてみながら前回のビーズとの触り心地や硬さなどの違いを体感しました。その後に一人ひとつずつの球で遊び、更に数を徐々に増やしながら、坂や雨どい・紙管などを使って転がして遊びました。転がして遊ぶ中で「この前のコロコロと音が違うね」「大きいのに軽いね。」などと、前回との違いを自分で気付く様子も見られました。
夢中になって遊んでいる中に色つきの球を転がして見せ、「今日はこの球に色を塗ってみよう」と声掛けしてみると、待っていましたとばかりに、子どもたちは喜びと期待でいっぱいの表情になったようでした。


今回はいつものように筆を使うのではなく、より球の形を体感できるように手で塗りました。

手のひらに絵の具をのせて、球を両手でコロコロさせるとあっという間に色がついていきます。一色ずついろんな色を試したり、色混ぜを楽しんだりしながら、沢山ある球はあっという間にカラフルに染まっていきました。
そして最後に、色を着けた球を合体させました。好きな場所に下穴をあけ、色のついた竹串にボンドをつけて接続しながら、自分の好きな形を作り上げていきました。小学生には針金という選択肢も用意し、直線の竹串か、曲線の針金か、自分が作りたい作品のイメージに合わせて素材選びをしました。

一つひとつは単純な形の球ですが、それぞれのやり方によって個性的な作品がたくさん出来上がりました。こちらの予想以上に色々な作品が出来上がり、子ども達の力を改めて知らされる活動となりました。


 

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