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活動報告 平面造形: 2018年11月

絶縁テープで描く三角模様/遊びながら描く

親子幼児クラス 造形 集団制作/小学生クラス 造形 集団から個人制作 2018年11月3週目
 
線と線を組み合わせていくと、1つの面にいろんな模様ができていきます。次のテーマ三角を感じながら、大きい面にみんなで線を描き作品を作りました。
 
親子・幼児クラスでまず出てきたのは四角い大きなダンボール板です。親子クラスではカラフルな絶縁テープを使って自由に線を描くことを楽しみました。幼児クラスでは黒い絶縁テープで予め三角に面分割してあるダンボールを使用し、そこに更に黒いテープを貼って三角や、色々な形の小さい部屋に分割していきました。テープを貼った後には絵の具で色を着けていきました。
親子クラスは全身を使って伸び伸びと色を着けることを楽しみ、中には全身絵の具まみれになった子もいた程でした。幼児クラスでは同じく大きく手を動かして色着けや混色を楽しむ子もいれば、テープで分割された一つ一つの面を細かく色着けしていく子もいて、それぞれのクラスで違った、個性的な作品が出来上がりました。終わった後には大きな作品を作り上げたという達成感を感じられているような表情がとても印象的な活動となりました。


小学生クラスは最初に幼児クラスで作った作品を見せて、素材や作り方について話し合った後に、仕切りの棒を塗るところから自分でやりました。
 
チームに分かれて予め画用紙に打ってある点を利用しながら線を順番に引いて三角を見つけ、最終的にたくさん三角を見つけられた人の勝ちというゲームです。普段は始めから作品づくりに入ることの多い小学生クラスなので、いきなりゲームから入るといういつもと違った展開に最初はびっくりしつつも、どのチームもとても盛り上がりながら線をつなげて三角ができていくことを、体感できていた様子でした。
ゲーム後は画用紙をみんなで分け、線を書き足してから色をつけていきました。きれいに色面分割して塗ったり、出来た三角を何かに見立てた作品を作ったりと、それぞれの三角が美しい作品へと仕上がっていきました。


 

ロウのステンドグラス

造形 個人制作 2018年11月2週目
 
線を組み合わせて作った形に、色のついた液体のロウを流し込み、カラフルな模様を描きました。素材の性質や変化の面白さを味わいながら制作しました。
 
親子・幼児クラスでは、最初に先週使ったストローを見せた後に今回使う黒い棒を見せました。
色んな長さがある黒い棒には、「お家があるんだよ。その中にお部屋を作るとあとでそこに秘密のお客さんが来るよ」と話すとみんなそれが楽しみな様子で、透明な箱を黒い棒で仕切って部屋を作っていました。

お部屋に入るお客さんの正体はトロトロに溶けた色んな色のロウでした。それをおたまですくって好きな部屋に自分で流し込みました。冷めると液体だったロウが固まり持ち上げて光に透かすととても綺麗で、それを子どもたちがいつまでも眺めていたのが印象的でした。親子クラスの子たちは、思い思いに作ったお家に好きな色のロウを選んで入れるのをとても楽しそうに行っていました。


小学生クラスは最初に幼児クラスで作った作品を見せて、素材や作り方について話し合った後に、仕切りの棒を塗るところから自分でやりました。
 
色を黒、金、銀から選んで色んな長さの棒を塗って乾かしたら、枠用の棒を塩ビ板にボンドで貼ってから中のデザインを考えました。ステンドグラスみたいな雰囲気にしたい場合どうしたらいいと思う?と声をかけると、それを意識してしっかりと仕切ったり、あえて少し空けてみたりとそれぞれ考えながら制作していました。出来た子からロウを流し込みました。一度入れたロウを取り除いてやり直したり、色を混ぜてみたりとそれぞれがこだわりを見せながら探求していました。

最初は同じ条件ながら、最後はどれもその子らしさが感じられる素敵な作品に仕上がっていました。


 

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