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講師スタッフブログ 子育てのコラム: 2019年12月

迷った時の 幼稚園 保育園 選びのポイントをアドバス ー前編ー

子育てのブログ はじめに

アトリエでは子育ての様々なご相談が寄せられます。

活動中のお子さまは、ご家庭や園 学校とは違う面をみせる場合があります。

またお子さまと長く寄り添う中での"成長"の視点から、さらに保護者の方の教育感も踏まえてお話しさせていただいております。

しかし中にはどのお子さま保護者ご家庭にも当てはまるご相談もあります。そういった一般論的なご相談ご質問に案内します。

 

幼稚園選び 保育園の選び 違うアプローチでのアドバイス

幼稚園保育園選びは、地域性が強く、偏差値が基準となる受験の学校選びに比べて判断が難しく感じる場合があります。

アトリエでは日頃の活動の中でのお子さまの個性や保護者の方の教育感を踏まえてご相談させていただいます。

しかし個別での相談以前での園選びの基準もあります。

幼稚園 保育園 等の運営の違いや地域の特性に関わりにくい選び方のヒントとなれる事例を選んでみました。

複数の中での選択や、二者択一になった場合のご参考になれば幸いです。

 

1.大規模園より小規模園

大規模園よりも小規模園をお勧めします。

どんなに規模が大きくても小さくても園長先生は一人です。園の中で一番頼りになるのは園長先生です。

園長先生に名前を覚えて目をかけていただくことは大規模園では困難です。

担任の先生ともう一人、ベテランの先生(園長先生)との複数の先生に見てもらえるのは心強いものです。

 

大規模園の方が多様な友達との関係性が経験できるいった考え方があります。

確かにその通りなのですが、学齢期前のお子さま他者との関係性よりもキメ細かい見守り対応の方が重要です。

大規模園が必ずそうであるとは限りませんが、過去アトリエでご相談いただいた園でのトラブルや園への不信感の中で、原因が園児に目が行き届いてないのかなと思われる事例は全て大規模園でした。

また大規模園には広い前庭や豊富な遊具がある場合が多いです。

しかし大人の目線と子どもの低い目線での違いで大人が狭く感じる前庭も子どもには充分な広さに感じます。またどんなに凝った遊具も凝れば凝るほど飽きられるのも早いようです。

 

2.できるだけ近いところ

 

バス通園は、できれば避けたいものです。(地域によっては避けられない場合もあります。その場合はいたしかたありませんが。)

園によってはかなりの時間バスに乗ることとなります。入園前に確認した乗車時間もルートの変更で変わることも多いようです。

車に乗るのが好きな子どもでも毎日2回の乗車時間はかなりの負担になります。

また当然事故のリスクも伴います。運行時間や予算の関係もあり、しっかりしたプロドライバーでない運転手の場合も多いようです。

 

3.ホームページが豪華でないところ 園舎の外見が豪華でないところ

ホームページや園舎が豪華な園必ずダメな園というわけではないですが、経験的に入園してガッカリといったお話しいただく園はまず豪華です。

逆に満足している園のホームページは、必ずといっていいほど古いままであったり、素人レベルの"しょぼい"ホームページです。

宣伝や体裁にお金もかけなくても園児が集まるの園なので、その園の満足度は当然高いのかもしれません。

 

4.民営よりも公営

民間の園でがんばってらっしゃる方には申し訳けございませんが、やはり先生の技量は経験に左右されます。

(持って生まれたセンスや熱意も大切ですが)

公営の先生の方が、公務員なので労働条件も良く勤続年数が高い傾向があります。

経験が全てではありませんが、やはり経験豊かな先生のほうがなにかあった場合の安心感が高いものです。

 

5.教育のポリシーは控えめなところで

あまり個性的な教育指導を掲げている園は避けた方が無難です。

○○式の教育です。とうたっている園や目をひくユニークな特長をうたっている場合は注意が必要です。

たとえその事に保護者の方が共感できて、お子さまに合っていると思っても園には数年通うのが通例です。

途中でお子さまの個性が変化して合わなくなってしまう場合もあります。

また、あまり個性的な指導や環境は小学校に入ってから環境の変化にお子さまがついていけない可能性もあります。


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